貴女の出てこない夢を見た

毎朝、毎朝、起きる度に
フラットな気持ちから絶望の淵へと突き落とされる。
目が覚めた後一瞬間をおいて、眠りの世界から現実へ引きずり出される。
まず、貴女が居ないということを理解することから一日が始まる。
最低な朝。
今まで休日の朝のゆったりした時間が好きだったけど、
朝が好きなんてもう言えない。
貴女の不在を毎日知らしてくる朝。貴女が居なくなった朝。



今日、久しぶりに夢を見た。


貴女の出てこない夢。
古本屋で本を探す夢。
夢の中の僕は、貴女が居ないことを知っていた


夢の中でくらい、貴女が居ると思っていたい。
たとえ会えなかったとしても、
夢の中くらい、悲しみとは縁をきっていたい。