たとえば

色々なことを考える。

例えばこれからの私の人生。



例えば、私に新しい恋人が出来たなら。

この場合、できひんやろとか無理とかそんなんは置いといて、やで。


その人は貴女ではない。悲しいけど、それは確実。

尾崎豊が好きかもしれん。

劇団四季が好きかもしれん。

ディズニーが好きで、パークも好きかもしれん。

フォレスト・ガンプが、羊たちの沈黙が、

マカロニほうれん荘が、ブラックジャックが、

ハロプロが好きかもしれん。

それら全部好きやったとしても、貴女じゃない。


だから、貴女を求めたらあかんねやと思う。



めぞん一刻読んでで、

響子さん非道いな、って話はよくしたね。

2人を弄ぶのもそうやし、

最後に五代に最初から好きやったとかのセリフで、

三鷹さんの気持ちは結局弄びかい、言うて。

いつまでも気持ち引っ張るて曖昧なままやから、

周り迷惑やら不幸やらバラまいて。



けど、今は響子さんの気持ちがわかんねん。

旦那居なくなって、旦那を想い続けてる心。

けど、やっぱり辛いねん、寂しいねん。

けど、旦那への想いがあるから行かれへんねん。

自分から選ぶんは、自分にとって辛いねん。

だから待ちになる。

新しい恋に、愛に積極的になるのが後ろめたいんやな。

だから最後に五代に、惣一郎のことも含めて愛していくて言わせる必要があったんやな。


連れ合いをなくした人にとって、

それほど寛容で心が楽になる言葉はあらへんよ。



それを考えた時、

俺も貴女の今まで生きた人生全ての知った上で、

それらの経験を含めて貴女を愛してたと思うよ。

他の誰にもできてへんかったことなんちゃう?

貴女が貴女の全て、やないかもしれんけど

貴女の人生を総括的に知ってるの、おれだけやない?

自惚れかい?

でも、それも今となったらなんにもならへん。

その俺が救えんかったんやもんな。


ごめんな、ごめんな。



よくわからへんこと書き連ねてもうたな。

貴女と直接話せたんやったら

もっと簡単に説明できるんやけど。

言わずでも通じる部分があるからね。



貴女に話すように話せる人はいない。