またとりとめのない。

何をして、何のために生き永らえるのか。目標だとか、野望だとか、意思だとか、何もないのに。生きる意義とかいうより、息をしてるからとか、死んでないからとかの、死んでない理由しか思いつかない。


貴女がどんどん遠い存在になってしまう。貴女と過ごした日々の、激昂することはあっても、あの幸せで穏やかで、貴女のため と生きる意義のあった生活を過ごした気持ちが思い出せないでいる。


酒に酔わされてしまうと、もういいんじゃないか なんて、考えが浮かんでは消え、また浮かぶ。貴女の居ない生活で、生きる意義もなく、物欲と性欲だけに紛らわせる毎日。

最近は本を買う頻度も金額もあがってきた。けれど毎月のクレジットカードの明細は、貴女と過ごした日々の半分、三分の一程度。請求金額の少なさは、貴女の居ないことを私に知らしめる。今日も来た、クレジットカードの明細書。

貴女が望んだディズニーカードのポイントはどんどん貯まる。

一定貯まれば、貴女はポイントをディズニーリゾートで使える金券に交換した。まただいぶん溜まってんやないかな。交換したらええのに。私に聞くことなく、私のIDとパスワードでもってログインしポイント交換していた貴女。


私は貴女に隠し事は一切しなかった。スマホの指紋認証は、まずいち早く貴女の指紋を登録し、便利だというので私も登録したほど。

貴女は私のスマホの中身を、私以上に知り尽くしていた。暇だから、と私のメールも読んでいた。といっても、貴女とのやりとり以外は全てDMなんだけれど。

私のスマホで自撮りをよくしていた。毎日の変化を見るため。それは今では、私の宝物。何故か自分のでなく、私のスマホで自撮りしていた。


そんな関係が、私には何より嬉しかった。けど、そのことを言ったことはなかった。


仕事中は馬鹿みたいに笑い、貴女のことが頭からすっ飛ばしている。そのことを夜に後悔する。


私はなにがしたいのだろう。

あと数十年生きるのも、それを捨てるのも、結局は大した違いなんてないんじゃないか。そう思ったりもするけれど、まだ明日を夢見ている。愚かなのか、賢いのか、その判断はいまの私には出来やしない。