今月も

月命日。何回目だとか気にしようと思ったけどあまり意味ないとも思い、考えないことにした。何回目だろうが、貴女の不在が変わることもなければ、回数を重ねるごとに虚しさは増すだけだろうから。

あと、風邪で頭が朦朧として、どんな簡単なものであれ数字を扱いたくないというのもある。というかそれが一番の理由かもしれない。

それに、何回目かを知るために、今月は10月と考え、計算のため貴女の居なくなった月のことを考えなければいけない。貴女の居なくなった瞬間のことに思いを馳せなければいけない。その月のことを、わざわざ考えたくはない。そういう気持ちもあるのかもしれない。



風邪を職場で撒き散らさないよう、マスクを二重にして、ひっそりと過ごす。午後は少し元気になった。


今週、貴女の誕生日がやってくる。

どんな顔で、どんな気持ちで、その日を迎えるんだろう。それまでずっと風邪が長引けば、何も考えなくていいのかもしれない。