尾崎裕哉のライブ

今日はライブ。貴女が好きだった、私も好きになった、尾崎裕哉のライブ。松戸の方でやるので、昼過ぎに家を出る。家から2時間弱かかる。

貴女の写真と、貴女であった遺灰を鞄の中に入れて 一緒に行こうね と声を掛ける。これは私の自己満足なんだろうか。けれど、これからどんなことを貴女のためにしたって全て私の自己満足でしかないんだろう。誰にも迷惑をかけない、自分がやるだけのことで、それで自分が満足できるんならそれでいいんだろうけど、自己満足でしかないんじゃないかと思ってしまった時点で、貴女の喜ぶ姿が想像できにくくなる。それはそうだろう、私の自己満足でしかないんだから。

困った。こういったことは無心に、何も考えずやるのが好いんだろうと気付かされた。


それでも、貴女の写真や遺灰を持って行かなかったら後悔するだろうと思うので、貴女を連れていく。


ライブはとても良かった。まだEPを2枚しか出して居ないので音源となっている曲数は少ないが、持ち曲は多い。初めて聴く曲が多かった。何度も足を運んでいる人には馴染みがあるのかもしれない。それでも大半の曲を楽しめた。父親の曲も、シェリー、僕が僕であるために、I LOVE YOUなどをカバーしていた。

携帯電話での録画録音は可能というのも面白い。アメリカ育ちらしい取り組みだと思う。実際写真や映像がネットにアップされたとて、公式の音源や映像を要らないとはならないだろうし。

自分でも動画を撮ってみて思ったが、撮っているとブレるので体が動かせない。画面に目がいってしまうというのもあり、やはり撮らずに直接見ている方が良いなと思った。


ライブが終わり、駅へと向かう。こちらの方が近いだろうと皆の流れから外れて道をスタスタと行っていると、住宅街に紛れ込んだ。久しぶりに迷子になった。こんな時に貴女が居たら何て言うだろう。怒られるだろうか、笑ってくれるだろうか。ライブ後は疲れてるから、余計に歩かされると疲れるから怒られるかな。とりあえずグーグルマップで事なきは得た。結局少し遠回りで、駅近くでライブ帰りの集団と合流。


貴女と一緒なら、帰りに美味しいものでと食べたかもしれない。けど一人なのでライブ前にコンビニでおにぎりとパンを買い夕食を済ませる。貴女が居ないのに、やっぱり贅沢は出来ない。


貴女と一緒だと思っても、現実は一人で、やっぱり寂しい。