年末

昨日が仕事納め。

去年までは仕事が終わったら、誰と誰が飲もうと関係なく帰っていた。貴女と一秒でも長く過ごすことが私の使命で、私の望みだったから。今年は職場の人らと夜中まで飲んで、漫喫で夜を過ごす。

昨日は皆で焼肉を食べた。心の中で貴女に謝りながら食べた。貴女が好きだった焼肉だから、貴女と食べずに一人で食べたことが申し訳なく。去年の終わり頃は、貴女と2人で焼肉を食べたように思う。ずっと前には、とても美味しいと評判の焼肉屋に出かけたこともある。だけれど、そんなに焼肉屋に行くことはなかった。もっと行っておけば。


去年までは貴女と寂しくない年末年始を過ごしたはずなのに。なぜ今私は1人なのか。

去年末に私は一つ抱負を抱いた。私には怒りは必要ない、貴女を今以上に大切に、短気をなおそう、と。

完全にはできなかったけれど、腹を立てたり気狂いみたいに起こり狂う回数は確実に減ったと思う。だからこそ、貴女は私に口づけを許してくれるようになったんだと思う。それまでは貴女の唇に近づこうものなら 荒れてるからヤメて とよく言われたものだったから。それが今年の初めには、貴女から唇を合わせてくるようにすらなったのに。


もっと頑張れたはずなのに。

もっと前からできたはずなのに。


私の決心の遅さが、私の実行の遅さが貴女を追い詰める一因になっているんだと私は信じる。



この一年、貴女に許されるような人間にはなれなかった。


来年は私はいかに生きるのか、と考えた時、私は来年も生きるつもりなのかと愕然とする。