案内

今日から仕事。また日常へと溶け込んでいく。何も考えないで済む、やるべきことをこなしていく、ルーティンな日々へ。

仕事に行くまでは億劫だななんて思いながら、いざ出勤すると無駄なことを考えず、やるべきことがある状況がとても心地よくも思う。


定時で上がり家に帰ると、ポストに郵便。遅れてきた年賀状かと思い取り出すと、貴女の父親からの一年祭の案内。



もう一年。私は貴女の不在を

もうすぐ一年過ごす。改めて突きつけられる、絶対的な貴女の不在。部屋に戻る。酒を飲む。録画してた番組をみる。泣く。音楽を聴く。泣く。久しぶりの慟哭。止まらない。貴女はもうすぐ居なくなって一年になる。


その日の職場への休みの申請は明日する。飛行機を予約する。時間を調べる。とても虚しい行為。貴女にではなく、貴女の存在にでなく、私を含め貴女を取り巻いていた存在のための儀式に出掛けるための計画。貴女のためでなく、その他の人々の為すことに乗っかるための計画。

私は、貴女のために計画を立てたかった。貴女のために飛行機を予約したかった。貴女のために休みを取りたかった。


ごめんね。

ごめんね。


本当に、何のために生きて、何のために動いているんだろうか、私は。