連想

とても悲しい。貴女が居なくて寂しい。


寂しいは冬。

冬は寒い。

寒いは氷。

氷は冷たい。

冷たいは私の心。

私の心は貴女を求める。


悲しい私は、貴女を求める。



虚しい。

虚しいは虚数。

虚数は数学。

数学は算数。

算数は、貴女が時々勉強していた。

貴女が勉強したかったのは、歌。

歌は貴女。

貴女は太陽。

太陽は暖かい。

暖かいのは、貴女。

貴女は私の支え。

私の支えは、貴女。



酒に酔う。

酒に酔うのは、空を浮かぶよう。

空を浮かぶのは雲。

雲は優しい。

優しいのは、貴女。



全ての思考が、貴女に収斂される。

駄目なのか、それで良いのか。


駄目なのは泥酔。

泥酔は嘔吐。

嘔吐は汚物。

汚物は道端の犬の糞。

犬の糞は不快。

不快は貴女の居ない世界。



結局貴女に戻る。

私ではない。全ての思考は貴女に帰っていく。

酔いの混じった愚かな私は、貴女のことを考えるしか能がない。詩情も忘れ、言葉も忘れ、美しくもなく、貴女へ還る。