もうすぐ

もうすぐ一年。あと1ヶ月をきった。

そのせいか、貴女のことを、貴女の最期の様子を、その時の感覚が蘇ることが増えてきた。


仕事を1人でしている時。

運転している時、特に暗くなってからの運転。これは貴女が交通事故に遭った一昨年…もう一昨年の話になってしまった…その時に社用車を借りて急いで迎えに行ったことを思い出し、続いて貴女の最期へと繋がっていく。あの時、貴女が事故後だというのにずっとバイト先の元友人にグチグチと言われていたその電話を奪い お前はおかしい! と怒鳴ってやれなかったことが大きな後悔となり私を攻め抜く。


寂しい気持ちが後から後から、止めどもなく。

悲しい気持ちが止めどもなく。

虚しい気持ちがひたすら大きく。

わたしの気力を次から次へと削り取っていく。


私は来月以降、次の一年をどのように過ごしたらいいのだろう。

空恐ろしさが私の胸をえぐりとる。

空っぽな心がさらにスカスカに。私の心はまだ残っているのだろうか。