あるきつかれる

毎日、毎日考えが目まぐるしく変わる。


幸せになりたいと望んだ翌日に、幸せになろうとするなと自身を叱責する。

どちらも正論。自分にとっての、正論。


貴女が居なくなって、私は置いてかれてたんだから。私に出来ることはと言えば、幸せになることぐらい。貴女ではない誰かと、幸せになる。そんなことでも思わない限り、明日を迎える気力は湧いてこない。だから、明日をなるために私は幸せを望む。


貴女を幸せにできなかった私。そんな私が、なんの恥ずかしげもなく、幸福を望むことなんてあってはならないこと。人を不幸にした人間が、幸福になろうなんて露ほどにも思ってはいけないのだ。貴女とではない幸せなんて、私には意味がないのだから。



今日は幸せを望まない。

私は幸せにはなれないし、なってはならないし、なろうと思うことすら許されないのだ。

貴女から赦しを得ることなく、貴女の居ない世界で幸せになることなんぞ。この先、私は貴女から赦しを得ることなんて叶わない。だから、駄目なのだ。


今日も何事もなく、無意味に生きる。

貴女のために生きた日々は後ろ遠く、目の前に広がる風景は荒涼として何ら遮るものなく、最果てが見通される。終わりが見える。

振り返れば、楽しげな木々のざわめきや鳥の鳴き声。しかしそれすらも、枯れ、朽ち、やがて私の目の届くどこまでも何もない光景になるんだろう。


私はそこにどかっと座り込んで一人泣くしか術がない。