感情を見失う

迷走してるよ。ごめんね。貴女のこと忘れて生きてるわけやない。自分が何したいのか、何をしていいのか、どうすればいいのか。見失いつつあるのよ。


多分、恋してる。


思い込みの激しい俺やから。いつかも昔の話してて、「アホやなぁ」て貴女に言われたことあったね。優しくされるとすぐその気になっちゃう。貴女に見つけ出されたのが、自分の人生において、奇跡としか言いようのない幸せ。それなのにまた見つけ出されようとしてる。

そんな奇跡なんて、たびたびないのにね。だから奇跡なのにね。


恋して、成就しないことに心を痛め、見苦しくもがく。貴女の代わりを求めてるのかな。そんな人はいやしないのに。相手にも失礼極まりない。けど、貴女を脇に置いて、自分の人生で前を見ることはできない。常に私の心の視界の中には貴女が居る。

何か物事を考えるとき、貴女を度外視することができない。それなのに、それだから?、誰かを強く求めてしまう。


貴女はこんな私を見て、なんて言うだろう。

コンタクトにした。服装を少し変えた。髪の毛のセットも少し上手くなった。本当に褒めて欲しいのは、本当に見て欲しいのは、貴女なんよ。なのに。


恋で悩んで死ぬなんて、理解できなかった。けど、今はとても消えてしまいたい。

貴女への申し訳なさで。

貴女へのまたまだあり続ける愛情で。

貴女への罪悪感で。

貴女のあの日、最期の日の記憶のせいで。

がんじがらめになって、思考はぐちゃぐちゃで、直視しようとしても自分のことがわからなくなる。どうしたいのか、どうしていいのか。

そして、どうすることが自分に許されているのか。


もう貴女からは得ることのできない赦しを、誰かに求めてるんだろうか。


そしていま私の抱く感情は、本当に恋なんだろうか。単なる欲望なんだろうか。わがままなんだろうか。

色んな雑音が感情にまとわりついて、核となる感情が何なのか、全く分からない。


心に贅肉がつくにつれ、身体はやせ細る。もう、貴女の知ってる時から25キロも軽くなったよ。体力も落ちた。生命力も落ちていってるのかもしれない。