私の権利

貴女の写真を見る。

ディズニーリゾートでの写真。撮ったのは私。撮られたのは貴女。笑顔の写真。心からの笑顔。とても楽しそう。もう見ることができない、貴女の笑顔。


その笑顔の貴女を、私は不幸にした。

そんな私に、幸福になる権利はない。

知ってはいるけれど、つい幸せを求めてしまう。私は私を罰しなければいけない。

けれど、私は日和ってしまう。自らに突き立てた刃物の痛さに、私は躊躇してしまう。

ごめんなさい、私は自分を傷つけることができない。貴女を思う様傷つけてきた私なのに。こんな私を、貴女は軽蔑するだろうか。


「バカ!」と言って叱るのだろうか。

私をこんなに傷つけといて!と罵るだろうか。

ゆるさない、と見捨てるだろうか。

それとも優しく抱きしめてくれるのか。


貴女が居ない。

貴女が私をどう思うのか、私にはもう分からない。貴女は私をどう断罪するのだろう。

私が死んだ時、私の罪を貴女は断罪しに来るのか、それとも私を赦してくれるのか。

早く、早くそれが知りたい。


幸せになる権利がないのなら、早々に。

ただ、不幸に生きなければいけないのであれば、それを味わい続けるのが私にできる唯一の罪滅ぼしか。もう、何もわからない。


少しでいい、一言でいい。

今の私に、声をかけてほしい。