私は貴女にはなれない

いつまで貴女を焦がれたらいいんだろう。

もう叶わないのに。もう、会えないのに。


いつまで待てばいいんだろう、自分の寿命が尽きるのを。尽きても会えやしない。尽きなくても会えない。

どうして貴女はこの世界に居ないんだろう。


他の誰かを焦がれようとひっしになってみたけれど、その誰かの先には常に貴女を見ていた。貴女の欠片を、その誰かに見出そうとした。だけれど、それは欠片。いや、欠片だと私が信じようとしていただけ。それは貴女の欠片じゃない、他の誰かの一部分。貴女では、ない。


いま私は、私の中に貴女の欠片を集めて、私は貴女になろうとしている。なれやしないけれども。なれるわけ、ないのだけれど。貴女と一つになりたい。

叶わないのだけれど。