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どうなるかわからないけれど。


私の好きを受け止めてくれる人が居た。

好きにならないように抑制してたけど、その抑制を取り除いてくれた。私の幸せを願ってくれた。私の悲しみを、その実態を知る前から見抜いてくれていた。


仲良くなるにつれ、好きという感情が芽を吹いて、けど見ないようにして、心に釘打ちして。けど、グイグイと来てくれた。そのことを話すと、釘打ちしなくていいと言ってくれた。


貴女のこと、その人には以前に話していた。自分から、知ってほしいと思った。だから、説明した。その人は、何かあると思ってたけどそんな重いことだとは思わなかったと話をさせたことを謝ってくれた。私は聞いてくれて嬉しかったんよ。


ラインを交換して、ライン上でも話をするようになった。同じ職場で働いているけど、職場では話せない色んなこと、趣味のこと、生き方のこと。どんどん惹かれていってもうたんよ。


好きだと伝えた。恋愛的にということは伏せて。そしたらその人も好きだといってくれた。みんなも私のこときっと好きですよ、と人に嫌われることに恐怖感を抱いている私に言ってくれた。それを知ったら、世界と繋がりができたようでここに居られると感謝した。するとその人は、それもそうだけど私が好きってだけでもここに居られるでしょ そう言ってくれた。

途端に少し芽吹いて居た好きという感情が一挙に育ち始めて、心の蓋を突き破り、目を逸らしても逸らしてもその感情が目に写るようになってしまった。


今日、その子と食事をしてくるよ。

二人きりじゃないけどね。


一昨日くらいからね、死にたいって言葉が一回も頭の中で聞こえてこなくなったんよ。

ごめんね。ありがとう。大好きよ。◯◯ちゃん、大好きよ、ありがとう。

けど、貴女はもう居ないから。貴女への好きをこれ以上二人で膨らますことはできないから。ごめんね。


どうなるか、分からへんけど。

俺は少し、前に行くよ。自分のことを少し考えてみるよ。貴女への想いは、綺麗な箱にしまって心の棚の、いつでも見える場所に置いておくからね。